12月定例会一般質問①ひめボスの取り組みと今後の課題について

一般質問

質問 黒川
まずは、昨年6月議会の一般質問で取り上げさせて頂きました、愛媛県版イクボスである「ひめボス」の取組み状況についてお尋ねしたいと思います。

改めて「※イクボス」については、昨年ご答弁頂きましたところから引用いたしますと、『職場で共に働く部下のワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のことを指します。』とのことでした。

今も、この議場内外で多くの「上司」という立場の方々に見守られる中で言うのも僭越ではございますが、全国的にもパワハラやセクハラといった、上の立場である者によるハラスメントが、特にこの数年、ニュースでも多く取り沙汰されるようになりました。これまでの時代では許されていた事や抑えられてきた社会の常と言われてきた事が、これからの時代では覆される予見もあります。もちろんこれは「上司」だけの問題ではなく、自分が身を置く環境に関わる全ての人に言えることで、他との違いを「善悪や強弱」で二極化し、多様性を認められないような社会では、人々の心身は疲弊し、がんばれと言われてもがんばれない、人にやさしくできない、そんな風に心を患ったり、前向きな気持ちを保つことが難しくなってしまいます。これらを聞いて、大げさだ、甘えているとお考えの方もいらっしゃることでしょう。しかしながら、こうした時代の変化とニーズにより、イクボスを含めた、ワーク・ライフ・バランスが重要視されることとなったのは現実であります。

職場環境は、構成員それぞれが互いによりよい関係性を築き、健全な心をもって仕事に臨むことで、より高いパフォーマンスを生み出すと思います。そのリードをするのがまさに管理職の皆さんで、ひめボス以前から、実践されていた方もいらっしゃるのだろうと思いますが、昨年から実際にひめボスとして取り組まれてみての感触と、職場環境の変化、それを踏まえての今後の課題についてどのようにお考えか、お聞かせください。

答弁 市長
本市におきましては、平成29年2月、私自身が県下全自治体の首長と合同で「ひめボス」宣言を行いました。その後、同年6月には、特別職と課長級以上の職員を対象とした「働き方改革研修会」を開催し、研修会終了後に「ひめボス」宣言を実施いたしました。平成30年度にも、課長級に昇任した職員11人に対して研修を実施し、必要な知識を深めた上で、「ひめボス」宣言を行ったところでございます。
宣言を行いましてからは、管理職員がそれぞれの職場で行動目標を定め、部下職員のワーク・ライフ・バランスを支援するための取り組みを実施しております。また、理解度を自己診断する「ひめボスセルフチェック」を実施し、「ひめボス」としての理解度工場に努めているところでございます。
こうした取り組みによりまして、アンケート結果からも「課長が仕事以外の悩み事も親身になって聞いてくれて、子育てのために配慮してくれた」、「今まで以上に業務の効率化を意識するようになった」といった声が上がっております。職員のワーク・ライフ・バランス実現に向けた意識も高まり、働きやすい職場環境へと変化しつつあると感じております。
今後の課題についてでございますが、これまで以上に働き方に制約がある職員が増えることも考えられます。子育てだけでなく、親の介護、本人の病気など、個々の事情に応じた多様な働き方ができる環境、また、それを認め合い支え合う職場風土をつくることが必要であると考えております
今後もこうした取り組みを継続し、私も含めた「ひめボス」が推進役となって、多様な働き方ができる職場環境の構築に努めてまいります。

 

NPO法人ファザーリング・ジャパン/イクボスプロジェクト
参考サイト イクボスドットコム

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