甘藷地蔵祭

日々のコト

江戸時代、現在の上浦町瀬戸地区の下見(あさみ)吉十郎さんという方が
我が子を次々と亡くされ、六部僧となり諸国行脚を行いました。
その行脚先の九州から持ち帰った甘藷(サツマイモ)により、
大三島を中心とした瀬戸内地域は、大飢饉から難を逃れたという言い伝えがあります。
吉十郎さん亡き後、彼の業績を称えて建立された芋地蔵。
毎年、命日にはご子孫、地域の方を中心にお祭りが盛大に行われます。

私も、議員になった昨年からご招待にあずかり、
住んでいる町は違うのですが、上浦町の魂を感じるために
今年も参加させて頂きました。

会場は向雲寺。かわいいお稚児さん達が華を添えます。

読経後にお稚児さんとともに回ります。

その後、丘の上にある地蔵堂まで行列していきます。

お参り後、再び読経して、無事滞りなく祭事は終了です。

とっても見晴らしのいい場所です。

祭事が終わると、地元の有志による奉納演舞などがあります。

読経中、体の中がスーッとするような心地でした。
地元の方々の供養と感謝の想いがちゃんと乗っているような気がして
とても良い時間を過ごすことができました。
かつては、吉十郎さんが広めた甘藷作りが盛んだった瀬戸内地域ですが
今では食文化の変化などにより、自宅用に栽培する方がほとんどとなりました。
こんな素晴らしい伝統と文化、地元の産業としてもう一度復活できないものかなぁ。
橋でつながっているとはいえ、島という場所での暮らし方、
10年後20年後を見据えて、もっと真剣に考えないといけないなと、思いました。

参加させて頂き、ありがとうございました。

☆甘藷地蔵

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