6月定例会一般質問③ 防災の炊き出し施設について

一般質問

┃防災炊き出し施設について

質問 黒川
(電気・電子制御設備を擁する施設について)
自然を取り巻く環境の変化が著しい今日、未曾有の災害も年々増えております。また今後、高い確率で発生が予想される南海トラフ地震への危機管理意識も高まる中、今治市においては「津波または高潮などによる水害を警戒・防止し、被害を軽減するため」の「地域防災計画」や「水防計画」を策定しておられます。
その中の「避難住民への炊き出し」に関する項目についてお伺い致します。
現在、食料の供給を行い被災者へ一時的に食生活支援を行うため、市内の調理場を持つ施設を「炊き出し施設」として指定されていますが、炊飯器などの調理器具が電気及び電子制御されている施設については、停電になると稼働できなくなるというお話を聞きました。そこで、現在、電気及び電子制御で稼働している炊き出し施設が、今治市内で何ヵ所あるのか教えてください。

答弁 総務部長
今治市地域防災計画及び水防計画には、災害時に炊き出しの可能な施設として、各小中学校や保育所及び認定こども園に給食を提供している炊き出し施設一覧表を掲載しております。ほとんどの施設が、停電時でも炊飯が可能な炊飯器を使用しておりますが、議員ご指摘の停電時に使用できない連続炊飯器を使用しているのは、大西調理場を含む5か所、2段式自動炊飯器を使用しているのは大三島調理場の1か所となっております。

質問 黒川
(炊き出し施設の活用及び食料の供給について)
「炊き出し施設」の調理器具は、大量に製造することができる専用のものであるため、実際に使ったことのない一般の人には扱いにくいかと思われますが、実際、炊き出しが必要になる時は、これらの施設を活用するためにどのような指揮系統で行われていくのか、それと併せて、災害時の食料の供給について今治市が取り組んでいる施策を教えてください。

答弁 総務部長
有事には、先ほど申し上げました施設など使用可能なものを活用していきたいと考えております。調理器具の取扱いにつきましては、調理場の従事者が主体となる必要がありますので、調理場の給食技術員や場長の指揮の下、調理場従事者や地域の方も加わっていただいて実施することになると考えております。
また、災害時の食料の供給につきましては、地域では、公民館などを活用した防災炊き出し訓練なども行って頂いております。加えまして、当市は災害時用の備蓄食料を、別名防災倉庫、地域の拠点となる小中学校、支所の22か所に計画的に備蓄しておりますが、不足分につきましては、大規模商業施設などの民間事業所と災害時応援協定を結び、流通在庫の活用を図ることや、市民に7日以上の家庭での備蓄をお願いしているところでございます。

再質問 黒川
先ほどご答弁頂きました、電気及び電子制御されている施設で、大三島調理場や大西調理場は食料提供可能人数が多い施設でございますが、それらが停電で使えなくなった時の対応は、どのようになっているのか教えてください。

再答弁 総務部長
有事には、使用可能な施設を補完し合って、活用していきたいと考えております。また、島しょ部などにおきましては、関係機関の協力を得て、船舶やヘリコプターなどでの物資の供給も考えております。

発言 黒川
今治市は防災分野において、マップの作成や備蓄の整備を始め、細部にわたり計画・実施をされており、また今年には市の防災拠点施設も敷地内に完成するなど、今後もますます防災意識を高めるためのリーダーシップを期待する所でございます。しかしながら私自身は、市民の自助意識の足りない部分や、地域や施設の備えについても知らないことが多いなぁと、感じるところもございます。
よく防災は、「自助7割、共助2割、公助1割」と言われますが、公助に限界があるから自助・共助があるのではなく、自助・共助に限界があるから公助が必要になってくるのが本来であろうと思います。今治市におきましても、引き続き、情報をあらゆる形で市民に発信して頂き、自助や共助をしっかりと下支えして頂きますよう、お願い申し上げまして私の質問を終わらせて頂きます。

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